金木犀の季節を感じる「香り」の特徴と楽しめる時期とは?花言葉とともに紹介
2016/10/07
金木犀が楽しめる季節が近づいてきましたね。
金木犀と言えば、香りが強いことで有名で、その香りがお気に召さない方、その香りがお気に入りの方で真っ二つに分かれることで有名ですね。
それほどの個性を出す金木犀にはファンも多く、金木犀が楽しめる時期はずっとその香りに包まれていたいと感じる方も少なくないです。
そんな金木犀ですが、いつごろその香りを楽しめるのでしょうか。
楽しめる季節や時期はいつなのか分からない方もいらっしゃいます。
楽しめる季節や時期が分からない方が生粋の金木犀マニアではない可能性もありますが、あまり知られてないのは、実はその開花期間にあるのではないかと思われます。
今回は、そんな金木犀を楽しめる季節と時期、そして、金木犀の香りが人気の理由について紹介させていただきます。
さらに、そんな大好きな金木犀を自分で育てることは可能なのか、そして、金木犀の知られざる花言葉についても紹介させていただきます。
その香りの強さに心惹かれる金木犀大好きっ子たちにはおすすめの話となっておりますので、「金木犀=人生」という方の心くすぐること間違いなし(金木犀に人生をかけているのは、それは最早植物学者だ)。
それでは、早速大好きな金木犀のお話を始めましょう。
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金木犀の香る季節・時期はいつ?
まず、金木犀の香る季節とはいつなのかについてですが、これは知っている方もいるかと思いますが、それは、秋です。
秋には、金木犀の香りが広がりその香りを楽しませてくれます。
そして、秋のいつぐらいに楽しめるのかというと、9月下旬~10月上旬ごろです。
意外と楽しめる期間が短いことにお気づきでしょうか。
実は、金木犀は開花してから散っていくのが早く、その香りを楽しめる期間はあまりないのです。
およそ、開花してから一週間~10日ほどでその姿が見えなくなります。
これが、あまり金木犀の開花時期を知られていない理由かもしれませんね。
あまりにも早く散っていくため、その開花期間を感じることが難しいのではないでしょうか。
しかし、開花期間が短く、早々に散ってはいきますが、代わりにその香りの強さに多くの方が振り向いてしまうことは間違いないでしょう。
金木犀の香りが人気の理由(香水にもなっている?)
金木犀の香りには好きな方と好きでない方がいらっしゃいますよね。
好きではない方は、やはり、トイレを思い浮かべてしまうからというのが大きな理由の一つでしょう。
実は、金木犀は昔、日本が汲み取り式のトイレだったころにその悪臭を消すためにトイレの近くに金木犀を消臭目的で植えていたのです。
なので、金木犀の香りを嗅ぐとトイレを思い浮かべてしまう方もいらっしゃることから、あまり金木犀の香りを好まない方がいらっしゃるのでしょう。
しかし、現在ではそんな過去を知る方もいらっしゃいますが、知らない方も増えてきていますので、その強い甘い香りが好きだという方も多く出てきています。
特に若い世代にはその甘い香りに癒される、リラックス効果があるとして好まれています。
なんと、金木犀の香水まで出ているのです。
有名どころでいうと、グッチなどが金木犀の香水を販売しているのです。
トイレの消臭から香水へと幅広く愛されるのは、やはり、金木犀の愛すべき香りが所以であると言えるでしょう。
金木犀の香りを楽しむために、自分で育てることは可能?
さて、金木犀の香りが好き過ぎて、自分で育てようと日本人のマニアな気質が燃えたぎっている方もいらっしゃることでしょう。
しかし、金木犀を自分で育てることは可能なのでしょうか。
結論から言いますと、それは可能です。
しかし、いくつか注意して育てなければいけません。
例えば、金木犀は少し寒さが苦手です。
なので、あまり寒い地域での育成は難しくなっています。
そして、金木犀は空気が悪いところでは育ちづらいです。
大気汚染がひどいところ(日本ではあまりないですが)では、育成は難しいので空気が澄んでいるところで育てましょう。
そして、金木犀は日当たりが良いところで育てなければ、花付きが悪くなり、風通しが悪いと害虫も発生し、金木犀に襲いかかります。
なので、日当たりが良く、かつ、空気の悪くないところに置いて育てましょう。
育てるなら、最低でもこれらの条件を満たしたところで育てましょう。
金木犀の花言葉とその由来について
金木犀を愛する方なら知っておきたい花言葉。
甘い強い香りが特徴の金木犀の花にはどんな言葉が隠されているのか気になりますよね。
今回は、そんな知りたがり屋さんのために金木犀の花言葉とその由来について紹介します。
まず、金木犀の花言葉は基本的に4つあります。
1つずつ、その花言葉と由来を解説していきます。
金木犀の花言葉①:「謙遜、謙虚」
まず、1つが「謙遜、謙虚」です。
強い香りを出して、あなたを魅了しておきながら、そのオレンジの花は小さくつつましく咲いていることからこんな花言葉となったのでしょう。
金木犀の花言葉②:「気高い」
続いて2つ目が「気高い」です。
秋に咲く金木犀は秋雨の中、潔く短い一生を終えます。
その一瞬の姿にまさに、気高さを感じることができます。
金木犀の花言葉③:「初恋」
続いて3つ目が「初恋」です。
一度嗅ぐと忘れない香りは、初恋のように忘れることなくずっと、身体が、心が記憶しています。そんな初恋を思い浮かべてしまう香りから、このような花言葉となったのでしょう。
金木犀の花言葉④:「陶酔」
最後の花言葉が「陶酔」です。
まるで、酔ったかのように、金木犀の香りに酔いしれてしまうことから、この花言葉となったのでしょう。
まとめ:金木犀の香りと花言葉
さて、どうでしたか?金木犀が香る季節、時期は知っていただけましたか。
秋の短い期間にしかその香りを楽しめないのも、金木犀が愛される理由でしょう。
そして、そんな金木犀は自分で育てることも可能ですが、いくつかの注意点を知っておきましょう。
そして、人々を魅了する金木犀の花言葉には納得のものはありましたか。
きっと、金木犀を心から愛する方がつくった花言葉を感じられるかと思います。
それでは、そんな金木犀の開花を日々の活力として、開花までの待ち遠しい日々をお過ごしください。